今回のウォッチングは蘇州の東、蘇州工業園区にある金鶏湖という総面積約10平方キロメートルの湖のほとりにある、蘇州科技文化芸術センターSuzhou Science and Cultural Arts Center。
北京オリンピックの時の陸上競技場は通称「鳥の巣」と呼ばれていましたが、こちらの芸術センターも同じ通称の「鳥の巣」で通っているようです。

二十一世紀の蘇州、「人類の新天地」の象徴としての場所として整備されたセンターは、延べ面積15万平方メートル、1200席の大劇場、IMAXシアター、演劇が実演されるレストラン、商業センター、芸術大ホールなどがあり、中国の有名な映画賞「金鶏賞」の授賞式もここで行われるという事です。

さて、ここのアーバン・ガーデンはというと、よく言えばスケールが大きいですが、実際は「だだっ広い」、「スケール・アウト」の広場。当日は曇りで湖も霞がかり、ほとんど見えない状態で肌寒かったので良かったですが、夏の暑い日には日陰が無く、舗装の照り返しも強そうにも思えます。

ところがこの場所をグーグルアースで見てみると、反対にそのスケールに圧倒されてしまいます。広場にもこんな舗装パターンがあったのかと驚きです。これらのパターンというか舗装デザイン、計画図や航空写真からは感じられても、地上でのアイレベルではほとんど効果無し。大陸的といってしまえばそれだけですが、何か肌理の細やかさの様なものが欲しくなるのは日本人的な感覚なのでしょうか?

航空写真では右隣にある建物は商業施設になります。月光仮面ならぬMoonlight Harborとあります。こちらの方は、全くのアメリカンなショッピングセンター。中国的なるものを全て消し去ってのコンセプトの様ですが、どこかの国にも似た様な「ナントカ村」がありますね。ちなみにランドスケープの設計がアメリカの事務所。と言うことでこうなる?あるいは施主の意向でしょうかね?

湖は全く霧の中。ウォーターフロントのレストランも平日で休業のようでした。

ここで面白いのは、アート。ベンチにもなるアートは、映画祭も意識しての映画フィルムをモチーフとしたもの。そのフィルムの上をハルクのような緑色の少年がスケボー。

こちらは湖の中の魚群のアート。後ろに付けられた水色のラインが、スピード感を感じさせます。こういった表現は漫画の効果に良く見られますが、3Dのアートにしたのは珍しい。
今回は商業施設のレストランに昼食に寄っただけなので、隣のセンターの中庭や隣接する公園などを見ることができませんでした。次に行った時には見て、報告したいと思います。
















































